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フランチャイズ経営の仕組みとは?おすすめの業界3業種紹介!!

2022/05/19公開日
2022/05/25更新日

みなさんは「街で見かける大半のコンビニはフランチャイズ経営」ということをご存知でしたか?

コンビニ以外にも飲食店などもフランチャイズ経営されているお店が多くあります。

そしてフランチャイズ経営しているオーナーは、元々別の仕事をしていた方が多いです。

「なぜ別の仕事をしていた人がコンビニなど異業種の経営ができるのか?」

それはフランチャイズビジネスという仕組みをを利用しているからです。

今回はフランチャイズ経営の仕組みについて紹介します。

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フランチャイズ経営の仕組みとは?

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フランチャイズとは、ビジネスモデルのひとつです。

とても簡単に説明すると以下のように表現できます。

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ミナミさん

企業(本部)から看板、商品とサービス、経営ノウハウを提供して、オーナー(加盟者)が本部に変わって店舗経営を行うビジネス

オーナー(加盟者)は、お店の看板(ブランド)を借りて店舗経営をし、企業(本部)に経営ノウハウを教えてもらいます。

本部は看板を貸し出すこと、経営ノウハウを教える対価として毎月加盟料(ロイヤリティ)を受け取ります。

フランチャイズでの開業は、本部から経営ノウハウ、宣伝広告、人材採用など様々なサポートが受けられるため、未経験でも開業しやすいビジネスモデルです。

フランチャイズ経営の要約

・本部はブランド力、経営ノウハウをオーナー(加盟者)へ提供する
・オーナー(加盟者)は本部にお店の看板を借り、経営ノウハウを教えてもらう
・オーナーは本部へ加盟料(ロイヤリティ)を毎月支払う
・未経験でも本部のサポートがあるため開業がしやすい

1-1.フランチャイズビジネスの成り立ちは?

もう少しフランチャイズビジネスについて理解しやすいように、フランチャイズビジネスがどうやって誕生したかを紹介しますね。

世界で最初のフランチャイズビジネスはケンタッキーフライドチキンと言われています。

当時カーネル・サンダースが経営していたレストランでは、主力商品のフライド・チキンがとても人気を博していました。

あまりのフライドチキンの美味しさから、「ぜひフライドチキンの調理器具や調味料を売って欲しい」と他のレストランから言わるくらいでした。

そこで、彼は調理器具や調味料を購入してもらい、フライドチキンの販売数量に応じてロイヤルティを受け取ることにしました。

これがフランチャイズビジネスが誕生した瞬間でした。

その後、独立した店舗でテストを経てチェーン展開を進め、現在のフランチャイズビジネスの原型ができたと言われています。

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フランチャイズビジネス経営の注意点は?

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フランチャイズによる開業は、未経験でも開業がしやすいメリットがあります。

しかし、メリットばかりでもありません。

フランチャイズビジネスで開業、経営していく上で抑えておきたい注意点注意点を解説します。

2-1.良くも悪くも二人三脚での経営

フランチャイズビジネスは、本部のブランドを借りて経営を行います。

そのため、ブランドイメージがアップするようなことがあれば、自分の経営する店舗にもお客が増え売上増が期待できます。

しかし、反対にブランドイメージが下がるような出来事があると、自店舗が関係していなくても影響を受けます

代表的なマイナスとなる要因

・アルバイトによるいたずらや不適切な行動をSNSにアップ(バイトテロ)
・本部で不祥事が発覚した
・食品に異物混入があった
・産地偽装が発覚した

フランチャイズビジネスのメリット、デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

こちらも参考にしてみてくださいね。

2-2.契約満了後に同業種で開業できない制約がある

フランチャイズ契約期間が満了後、「自分のお店を立ち上げたい」と考える人も多いと思います。

しかし、フランチャイズビジネスでは、経営ノウハウ流出を防ぐために、契約を交わす際に同業種での開業に制約を設けている場合があります。

「絶対に同業種での開業は禁止」でしたり、「契約満了後3年間は同業種での開業は禁止」など制約については、企業によってまちまちのようです。

そのため、将来的に自分の店舗や事業を始めたいと考えている場合は、必ずフランチャイズ加盟時の契約書を確認しておきましょう。

契約書に違反した場合、裁判を起こされ多額の賠償金などを支払うことになりかねません。

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フランチャイズ経営でおすすめの業界・業種は?

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フランチャイズ経営は未経験でも始められ、大手のブランド力を利用できるため「成功しやすい」、「稼げる」というイメージを持たれがちです。

しかし、絶対に成功するとは言えませんし、楽して稼げるということもありません

また、いま伸びている業界だからといって、将来ずっと伸びるとは限りません。

タピオカは最近のいい例ではないでしょうか。

爆発的に人気になり、一気にさまざまな店舗が増え、どこも大行列でしたよね。
最近はどうでしょう?

店舗自体はあるものの、店舗数も減り、今では列ばなくても購入できますよね?

では、どういった業界、業種がフランチャイズ経営に向いているか紹介します。

3-1.コンビニエンスストア

コンビニエンスストアの店舗の大半はフランチャイズ加盟店です。

フランチャイズ事業を長く行っているため、営業ノウハウなども多くもっているため、早期から収益化が見込めます

また、生活に必要なインフラのため、ブームなどに影響を受けにくいです。

ただコンビニエンスストアは店舗数がかなりあるため、1店舗あたりの売上が伸び悩み始めているとも言えます。

また、ドラックスアでも食品を取扱始めたり、24時間営業のスーパーマーケットなど他業種との競争相手が増えています

3-2.外食産業

ファストフード、居酒屋などもフランチャイズ展開の規模が大きいです。

ただし、外食産業は流行の影響を受けやすいため、なかなか予測しずらい業界です。

最近では巣ごもり需要の増加により、テイクアウト専門のからあげ店などが増えていますね。

しかし、これもいつまで続くかわかりません。

元々自分で店舗経営をしていたなど飲食業の経験がある人であれば、選択肢の一つに加えても良いと思います。

逆に飲食業で仕事、経営経験がなく、これからフランチャイズ経営を始めようと考えている人には向いていないでしょう。

3-3.介護福祉事業

日本は超高齢化社会のため、今後確実に需要が増えていくと見込まれるのがが介護福祉事業です。

介護福祉は、現在も人手不足が社会問題になっています。

そのため、社会問題や困っている人のを助けることができ、社会貢献できる事業のためやりがいも感じやすい事業です。

また、他業種と違い、サービス価格は医療保険対象のため国が定めているものを使用します。

そのため、店舗同士での価格競争による利益率低下が起きないことも特徴です。

3-4.他の業界・業種も知りたい

コンビニエンスストア、外食産業、介護事業以外にもフランチャイズ経営ができるビジネスはさまざまあります。

他の業界・事業の情報も収集したい場合は、ビジェントのような代理店募集・業務委託・副業商材の情報比較サイトを利用することをおすすめします。

ビジェントはさまざまな業界のフランチャイズ・商材・サービスを比較できます。

サイトの利用方法はとても簡単で、気にるサービスを探して、資料を請求ができます。

一括で請求することも可能です。

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キタさん

会員登録は無料なので、まずは登録してみてくださいね。

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まとめ

今回はフランチャイズ経営の仕組みについて解説しました。

今回のまとめは3つです。

  • フランチャイズ経営は未経験でも始めやすい
  • ブランドイメージに左右されるので良くも悪くも本部と二人三脚
  • 開業する業界業種はじっくり検討する

フランチャイズ経営は、本部から経営ノウハウなどを提供して貰えるため、未経験者でも始めやすいビジネスモデルと言えます。

しかし、「楽して必ず成功して稼げる」ということはありません。

また、ブランドイメージが悪化すれば、自分のお店の収益も減少することもありえます。

フランチャイズ経営を始めるにあたっては、しっかりとどの業界業種に参画するかを検討して始めましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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