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資格がなくてもできる!結婚相談所開業の流れとは

2017/09/04公開日
2022/01/18更新日

日本でのライフスタイルや働き方は多様化しています。

ひとつの企業に定年まで勤めるという時代ではなくなり転職も盛んになっています。

また妻もフルタイムで働いている家庭が多くなり、仕事と家事や育児、介護の両立に悩んでいる方も多いでしょう。

働く時間や日数に融通が効くため、独立して開業に踏み切る方もいます。

飲食店やサービス業などさまざまな業種がありますが、結婚相談所もそのひとつです。

婚活という言葉も一般的になってきており、お見合い番組なども放送されています。

実際に独立して開業を考える場合には、必要な費用や収入、仕事の内容など気になるポイントはいろいろあるでしょう。

ここでは結婚相談所の開業の流れについてご紹介いたします。

1

あなたの人生観が活かせる結婚相談所の仲介人の仕事

結婚相談所の仲介人の仕事は、結婚を希望する方の相手を探し、成婚にいたるまでのサポートをすることです。

結婚相談所の会員となった方のプロフィールを作成し希望と照らし合わせながらお見合いのセッティングをしていきます。

お見合い後の結論についても確認し、交際をフォローするのも大切な仕事です。

成婚というゴールに向けてサポートを継続していきます。

結婚相談所の事業主の多くは個人事業主で、日本結婚相談所連盟に加盟し、新たに開業する方の約90%は業界未経験者だそうです。

特別な資格やスキルがなくても開業できるのも理由のひとつでしょう。

また短期に低資本で開業でき粗利率が約90%と高いのも特徴です。

在宅で仕事をすることも可能ですし副業として仲介人の仕事をすることもできます。

仲介人の仕事は人のお世話をすることが好きな人に向いています。

結婚を希望する方の相談に乗り、成婚にいたったときには一緒に喜ぶことができるやりがいのある仕事です。

今までの人生観や体験が活かせる仕事で、それぞれの仲介人の個性に左右される仕事ともいえるでしょう。

2

日本における婚活ビジネスの需要とは

国勢調査の結果から1980年以降、日本での生涯未婚率は上昇を続けていることが分かります。

そんな状況で婚活ビジネスの需要はあるのか疑問に思う方もいるでしょう。

国立社会保障・人口問題研究所が行った調査によると、いずれ結婚しようと考えている未婚者の割合は約90%弱と多い傾向です。

さらにいずれ結婚しようと考えている未婚者に対して、「ある程度の年齢までに結婚するつもり」と「理想の相手が見つかるまで結婚しなくてもかまわない」のいずれか一方を選ぶ調査も行いました。

以前は「理想の相手が見つかるまで結婚しなくてもかまわない」と回答する割合が多かったのですが、2000年代以降になると「ある程度の年齢までに結婚するつもり」と回答する割合が多くなっています。

理想の相手を見つけることにこだわるよりも、結婚したいと考える人が増えているといえるでしょう。

さらに再婚に対する婚活ビジネスのニーズも増えています。

国民生活選好度調査で離婚に対する考え方を調べていますが、2005年の調査では1992年に比べて男女ともに離婚を肯定する考え方の割合が増えています。

離婚への抵抗感は薄れていると考えられ実際に人口統計資料集から離婚率は上昇傾向にあり、再婚へのニーズが増えているといえるでしょう。

顧客の年齢層が幅広くなっており、それに対応したサービスを提供するのもポイントです。

さまざまな結婚希望者がいるため、婚活の方法も多様化し市場は高まっています。

婚活パーティーや街コン、インターネットを活用したネット婚活など自分に合ったものを選ぶことができ、お見合いの良さも再評価されてきました。

結婚相談所の仲介事業による社会的な貢献度は高くなっています。

未婚からつながる少子化は日本全体の課題にも挙げられ、2013年には自民党内で「婚活・街コン推進議員連盟」が設立されました。

婚活支援を行っている地方自治体もあるのです。

3

会員からの報酬で成り立つ!結婚相談所の収入について

結婚相談所の収益は、会員となった方から継続的に得ることができる会費やお見合い料などから成り立っています。

毎月一定の収入が見込めるのが特徴ですが、トラブルを避けるためにも、入会時にどのタイミングでどのような費用が発生するか説明することが重要です。

会員の方から得られる収入には次のような項目があります。

結婚相談所に入会するときの入会金の相場は、3万円程度になります。

入会金を無料にすることを考える方もいますがリスクがあることを忘れてはいけません。

収入や貯蓄が少ない会員が集まってしまうとプロフィールの条件が悪くなり、なかなか成婚にいたらない場合もあります。

また結果が出ないために無料で会員になれる結婚相談所を転々としている方が入会される場合もあり、入会金を無料にして会員を集めることが得策でないケースも多い傾向です。

結婚相談所を始めたばかりでは対応が難しいでしょう。

入会後のお見合いの調整や交際などのサポートに対する活動サポート費の相場は、7万円程度です。

お相手選びや交際中の助言はもちろん、精神的なサポートも含まれます。

月会費は5,000~1万円程度が相場です。

お見合いを行うときの費用は、1回ごとに5,000~1万円程度が相場になります。

会員向けの婚活パーティーを行った場合、参加費用の相場は1万円程度です。

プロフィール写真を撮るためのスタジオや、自分磨きができるサロンなどと提携し、会員の方へ紹介するその他サービスに関する費用の相場は、1万円程度~となっています。

会員の方へさまざまなサポートをして成婚にいたったときの報酬である成婚費の相場は10万~30万円程度です。

成婚費を重視した料金体系にすることで、より会員へのサービスを充実させることにつながるでしょう。

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4

ビジネスプランを考えて開業に備えよう

結婚相談所を開業するには、結婚相談所が多く加盟している団体に所属し、相談所間でお見合いの相手を探していくという流れが一般的です。

まずはビジネスプランを考えていきます。

開業をする場所は自宅の一角で開業するか、新たに店舗を借りるかといったことを考え、料金設定もしていきましょう。

ビジネススタイルには以下の4つがあります。

「成婚重視型」は成婚にいたった場合の成婚費や会員の同意を得てお見合いが成立した場合のお見合い料を高めにします。

その代わり入会金や月会費を低く設定するスタイルです。

「婚活エンジョイ型」は婚活パーティーやセミナーを利用しながら成婚に導いていきます。

月会費やお見合い料を高めにして入会金や成婚費を低めに設定することで、会員が長く婚活をすれば多くの収入を得ることができます。

「教育・スクール型」は、より詳細なアドバイスをしていくスタイルで、お見合い中の会話や服装はもちろん、お付き合いが始まってからも同様のサポートをしていきます。

入会金を高めに設定するため、会員数が増えれば収入につながるのが特徴です。

これらすべてを行うスタイルは「総合型」といわれます。

結婚相談所を開業するときには、他の結婚相談所との差別化がポイントです。

入会できる年齢を区切ったり、収入や学歴を絞ったりする相談所もあります。

また結婚を希望する方の年齢層が幅広いことに着目し、中高年向けのコースを設定したり、世代を限定したパーティーを開催したりすることもできるでしょう。

5

結婚相談所の開業資金はどのくらい必要?

結婚相談所の開業は低資本で行えるのが特徴です。

大きな事務所は不要ですし、事務所を構えずに活動している仲介人もいます。

自宅の一角やレンタルオフィスなどを利用するのでも十分です。

商品を仕入れたりサービスを提供する道具をそろえたりする必要もありません。

また営業時間も自由に決めることができ、メールや電話でのやりとりも平日の夜や週末に集中することから1人でも仲介業を行うことが可能で人件費も抑えることができるでしょう。

さらに所属している連盟へのシステム利用料も低価格でロイヤリティーが不要な場合もあります。

都市部に10坪の結婚相談所を開業する事例を考えてみましょう。

1カ月10万円の賃借料と仮定すれば、約10カ月分の保証金約120万円に1カ月分の敷金を加え132万円程度必要です。

また設備工事費・什器などに360万円程度かかります。

内訳は内装工事費に約200万円、空調費などに約40万円、看板・備品などに約120万円です。

さらに開業費として160万円程度必要になります。

その内容は調査費に約50万円、印刷・DMなどの販促費に約30万円、パーティー費に約30万円、開業前賃貸料・水道光熱費に約50万円です。

これらの費用を考えると660万円程度で結婚相談所を開業することができるといえます。

結婚相談所の仲介事業は粗利率が約90%ととても高くなっています。

低資本で開業でき、開業後のランニングコストも安いため、他の業種と比べて開業へのハードルは低く、開業後の不安も比較的少ないといえるでしょう。

6

会員数を増やすために!集客準備のポイント

結婚相談所を開業する上で大切なのは集客準備です。

会員数が少ないのであればビジネスにはなりません。

しかし会員数が多ければいいというわけではなく、自分がお世話することができる人数を目標にしていきましょう。

人数が多すぎてもプロフィールや希望する条件などが一致せず、きめ細かなサービスが提供できなくなってしまいます。

集客準備のポイントとして、あまり広告費にお金をかけ過ぎないことが挙げられます。

広告費をかけたにも関わらず、会員が集まらなかったら意味がありません。

インターネット上にホームページを立ち上げたり、ブログなどを活用したりして宣伝しましょう。

また名刺やチラシを使った方法もあります。

近所の喫茶店や美容室へお願いして、名刺を置かせてもらいましょう。

その名刺によって入会した会員が出れば、名刺を置かせてもらったお店にお礼をするのがおすすめです。

今後もより活発に宣伝活動をしてくれるでしょう。

スーパーや地域の掲示板を借りて、チラシを貼る方法もあります。

持ち帰り用のチラシや名刺を一緒に置いておくと効果的です。

7

まとめ

結婚相談所の仲介人の仕事は資格やスキルがなくても始められる仕事です。

さらに日本には潜在的なニーズが多くあり少ない資金でも開業できるため、始めやすい仕事だといえるでしょう。

もちろん開業するにあたっては個人情報の保護には注意が必要です。

中には結果が出ないために苦情を言ってくる会員の方がいたり、会員数が増えなかったりして苦労することもあるでしょう。

しかし結婚したい方の希望を叶えることができ、人のお世話をすることが好きな人にとっては、大きなやりがいもあるはずです。

開業するのに不安がある方は仕事を続けながら副業として結婚相談所の仲介人の仕事を始めるのがよいでしょう。

多くの人の幸せ探しが手伝える結婚相談所を開業してみてはいかがでしょうか。

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結婚相談所の開業に備えて!資格は必要なものなの?

公開日
2022/01/18更新日

これから結婚相談所を開業しようと考えているのであれば、相談者として顧客を相手にするときや顧客管理をする際などに資格が必要かどうかについては把握しておいたほうがいいでしょう。

知っているのとまったく知らないのとでは今後の開業や経営の仕方が大きく変わると言っても過言ではありません。

「どのような資格があるのか」「資格があるとどんな風に役立つのか」「開業にあたってどんなことが必要となるのか」を知り、結婚相談所の経営に役立ててみてください。

1

結婚相談所の資格!婚活アドバイザーとは一体?

結論から言えば、結婚相談所を経営する上で必要とされる資格は特にありません。

ただし、フランチャイズに加盟した場合には、研修や民間の資格があります。

資格を取っておきたいのなら検討してみるといいでしょう。

代表的な民間資格として挙げられるのは、婚活アドバイザーです。

文字通り、婚活についてアドバイスするための資格ですから、結婚相談所の経営には役立つノウハウとなります。

「初めての経営で自信がない」あるいは「何か肩書きを持っておきたい」という場合には、ぜひ検討してみてください。

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必要なのは資格じゃない!準備が必要な手続き

個人で結婚相談所の独立開業をしようと考えているのであれば、資格よりも前に準備しなければならない手続きが多数あります。

まずは税務署への開業手続きです。

法人化して開業するのであれば、その必要に応じた手続きをしなければなりません。

健康保険や厚生年金関連については社会保険事務所へ、雇用年金関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、そして税金に関しては税務署や税務事務所が管轄となります。

また、経営するにあたって個人情報の取り扱い方や特定商取引法に則ったクーリングオフや中途解約に関しての対応方法などを確認し、覚えておく必要もあります。

スムーズに開業して経営するためにも、これらのポイントは必ず押さえておきましょう。

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結婚相談所経営にはどんな人に向いているの?

結婚相談所を経営するのに向いている人というのは、まずコミュニケーション能力に長けている人です。

依頼者の恋愛や人生の相談相手となるわけですから、相手の気持ち汲み取り、いかに上手にアドバイスできるかがポイントとなります。

また、経営の規模にもよりますが、結婚相談所として話題になれば1日に何十人も相手をすることになりますから、人のお世話をするのが好きということも経営し続ける上では大切です。

不要な人件費をかけず自分の力で確実に顧客を確保するためにも、自らが営業をかけられるかどうかという力も重要と言えるでしょう。

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開業するのが初めて… 未経験者でもできるものなの?

初めて結婚相談所を開業する、あるいは自分で独立開業すること自体が初めての経験となると、どうしてもさまざまな不安がつきまとうものです。

「未経験者なのに開業しても大丈夫なのか」「すぐにつぶれることにならないだろうか」といったように、不安を挙げたらキリがありません。

結婚相談所を新規で独立開業をする人の約9割は業界未経験者といわれています。

つまり、結婚相談所での下働きといった経験はまったくしないまま開業している人が多い傾向を示しているのです。

最初はみんなが初心者であることはむしろ当たり前のことだとも言えますから、初めてだからといって身構えすぎる必要はないでしょう。

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やるべきこと!結婚相談所を成功させるために

未経験者が結婚相談所を開業するケースが多いので、それだけビジネスを始める敷居は低いのは確かです。

だからといって経営も簡単かというと、それは大間違いなので十分に注意しましょう。

開業が容易だからと言って、事業を続けることを軽く見てしまっていると必ず失敗します。

結婚相談所は単なるお金もうけの手段というわけではないですから、ただ稼ぎたいだけなら向いていないと考えたほうがいいでしょう。

誰かの役に立ちたかったり顧客を満足させたかったりするという熱意があってこそ初めて成功できるものです。

また広告費用をかけ過ぎないといった経営のための資金繰りのスキルも、経営者として重要なポイントとなります。

6

まとめ

結婚相談所を開業し、順調に経営していくために大切なことは、資格でも特別なスキルでもありません。

確かにそれらは顧客に信用してもらったり、満足してもらったりするために必要なことではあります。

しかし、それ以上に重要なのは成功させるための努力の姿勢をいかに崩さないでいられるかです。

確実に成功へと導くために、必要な努力を怠らないようにしましょう。

結婚相談所をビジネスとして成功させるためにどんな努力をすべきなのかをよく考えてみてください。

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結婚相談所の独立で儲かる?開業資金や年収のお金事情

公開日
2022/01/18更新日

結婚相談所に限ったことではありませんが、開業する上でどうしても気になってしまうのが、どれだけ稼げるものなのか、ということではないでしょうか?経営と生活を両立していくために大切なことではありますから、結婚相談所の開業資金や年収といったお金事情は前もって把握しておいたほうがいいでしょう。

今回は、開業する前の段階で知っておくべき金銭的な情報を徹底的に網羅していきます。

経営や収入の目安となる大切なポイントですから1つずつ押さえておいてください。

1

結婚相談所の独立開業!かかる資金はいくらなの?

開業するのに必要となる資金は、結婚相談所をフランチャイズで経営するのか、あるいは完全な独立にするのかで大きく左右されます。

独立開業の場合は、書類の手続きにかかる費用とテナントの費用、設備や備品にかかる費用がおおまかに必要となる項目です。

しかし、フランチャイズの場合は、それらに加えて入会金や加盟金がかかります。

どのフランチャイズにするかによりますが、数百万程度の費用がかかることは珍しくありません。

さらに共通項目として、広告費や名刺作成、電話回線の料金なども必要です。

どちらも膨大な費用がかかりますが、フランチャイズの方がお金がかかると考えていいでしょう。

2

開業資金が少なくて済むのはなぜ?主な理由は?

フランチャイズに加盟すると高額になるとはいえ、他の業界に比べると開業資金は安く済むのが結婚相談所の特徴です。

一番の理由としては、事務所や店舗の費用が関係しています。

飲食店のように特別な改装をする必要はありませんし、特別な機器や設備も必要ないからです。

極端な話、机と椅子さえあれば結婚相談所として成立します。

もちろん細かな点を挙げると、顧客管理のためのパソコンや書類作成のための紙類、プリンターなどの備品は必要となりますが、それでも他業界よりは安く済むのは確かです。

また、人を雇うことがないので人件費を大幅に削減できるのも結婚相談所の魅力といえるでしょう。

物を売りつけるわけでも美容業界のように目に見えるようなサービスを提供するわけではないため、研修費や保証金、仕入れ代金もかかりません。

このように結婚相談所はさまざまな面で経費がかからずに済むという魅力があります。

3

入会金や加盟金は高額!連盟加入のメリット・デメリット

結婚相談所の連盟、つまりフランチャイズに加入する場合、高額な費用がかかってしまいます。

開業を考えているのなら検討を視野に入れるべき額ではありますが、それでも数十万円~120万円程度はかかりますの心得ておいておきましょう。

高いところでは数百万円かかるケースもあります。

しかし、その費用を払ってまでもフランチャイズに加盟する魅力があります。

専門知識を得るための研修制度が設けられていることや、連盟が収集したデータベースを利用できることなどが挙げられます。

また、有名な結婚相談所の名前を背負えるというメリットもあります。

デメリットとしては、入会金や加盟金が高額であることや、必ずしも顧客を多く確保できるとは限らないということです。

フランチャイズに加盟することは、収入を保障してもらえるわけではありません。

このことを履き違えることのないよう注意しましょう。

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結婚相談所の料金事情!仕組みはどうなっているの?

結婚相談所を経営するためには、その料金体制を頭に入れておきましょう。

まず、新規顧客が来て依頼してきた際にかかるのが入会金です。

次に月会費、サポートを徹底する場合には活動サポート費用の請求も行えます。

お見合いやパーティーをセッティングした場合にはその参加費用、めでたく成婚できた際には成婚費というものも発生します。

その他にも細かなサービス費用もありますが、これはどのようなサービスを提供するかによって異なります。

つまり、結婚相談所で料金として請求できる場面は多々あるということです。

それぞれの項目で料金をいくらに設定するのかは経営者次第ですが、注意したいのは高過ぎることのないようにするということです。

結婚相談所の料金相場とサービスの質を照らし合わせつつ、顧客が満足できるような金額を設定するよう心がけてみてください。

5

結婚相談所を経営!得られる売り上げはどのくらい?

結婚相談所を経営すると、どれくらいの売り上げを得られるのでしょうか。

平均的には個人事業主の場合は約1,380万円、副業の場合は約600万円です。

従業員を雇っているような大規模な法人事業にした場合、経営者がもらえる売り上げは約5,760万円にもなると言われています。

経営規模次第で大きく売り上げは分かれるものだと考えていいでしょう。

ただし、この金額は結婚相談所としてきちんと経営が成り立っている場合に限られますから、開業さえすれば必ずこれだけ稼げるとは限りません。

これらの金額を目安に経営を軌道に乗せられるように努力することは必要不可欠です。

6

まとめ

他の業界に比べて結婚相談所は初期費用が大幅にかからないため、気軽に始めやすいでしょう。

その金額のなかで大きなウェイトを占めるのが、フランチャイズ加盟料です。

加盟すべきかどうかは経営者の方針次第です。

しかし、フランチャイズに加盟してもしなくても、売り上げをきちんと確保するための努力は絶えず欠かせないと言えるでしょう。

また、大きな売り上げを得るために開業したいと考えているのであれば、その事業形態もよく検討する必要があります。

開業手続きをすすめ際には、これらのことをよく検討してください。

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結婚相談所を独立開業!失敗例から経営のコツを知ろう

公開日
2022/01/18更新日

結婚相談所をスムーズに開業したいのなら、経営破綻することのないよう、あらかじめありがちな失敗のケースを知っておきましょう。

特に知らなくても開業自体はできますが、具体的に「一体どんなリスクがあるのか」「どのようなケースだと失敗しやすいのか」を知ることでリスク回避ができるものです。

経営の成功に大いに役立ちますので、知識として蓄えて今後に活かしてください。

ここで紹介するよくある失敗例を参考にしてみてください。

1

知人からお金をもらいづらい… 自分が損をする例

結婚相談所を開業したての場合にありがちなことなのですが、知り合いや友人に顧客になってもらうところから始めるケースです。

それ自体は悪いことではありませんし、次の顧客を確保することにもつながる有効的な方法です。

しかし、知人であるがゆえに遠慮してしまい、お金をもらわずにただの恋愛相談相手と化してしまうことがあります。

最初のうちは自分がアドバイスする内容にも自信があまり持てないことから、なおさら「お代はいい」「最初はサービス」といったように妥協してしまいがちです。

しかし、知人からすると、「今後も無料でやってくれそう」という意識を与えかねません。

自分が損をするだけですし、きちんと開業しているわけですから、仕事として自信を持って料金をもらうことを徹底しなければなりません。

2

価格設定を間違えた!顧客目線で設定すること

独立開業するとありがちなことですが、収入を確実に確保したいがためについ高額なサービス価格にしてしまうケースがあります。

それで顧客をつかめれば確かに一度で大きな収入を得られますが、顧客が高いと感じるような内容だとリピーターはつきません。

店舗として多くの顧客とリピーターを確保したいのであれば、適正価格にする必要があります。

安過ぎてしまうとそれはそれで収入にならないのでおすすめできませんが、恋愛相談所として妥当な価格かどうか、また、自分が提供するサービス内容に見合った価格かどうかを考えつつ慎重に決めていきましょう。

3

ウェブサイトだけで集客!多くの方法を取らないと失敗

集客方法として手軽なのはウェブサイトを使った宣伝です。

自分でやればお金も通信費や電気代程度しかかからないですし、SNSなら拡散力にもある程度の期待は持てるでしょう。

しかし、ウェブサイトを見てくれるのはほんの一部の人達のみです。

閲覧者が全員店舗に足を運べるような距離にいるとも限りません。

そのため、ウェブサイトの宣伝だけに頼ってしまうのは危ないのです。

ポイスティングをしたり、結婚や婚活に悩む人がいそうなイベントに自ら参加したりといったさまざまな方法を取る必要があります。

多くの方法を取ってこそ、効果的な集客ができると言っても過言ではありません。

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4

連盟に入っただけで安心する!他力本願では成功しない

経営に慣れていない、あるいは初めてとなると、どうしても詳しく知っている人に頼ってしまいたくなりがちなものです。

そのためプロのノウハウや助力を得ようと連盟に加入しておく経営者は珍しくありません。

しかし、自分の店舗なわけですから、自らが行動していかなければ経営は成り立ちません。

他力本願では成功への道は程遠くなります。

ビジネスとしてきちんと成功させたいのなら、営業活動を徹底したり、業界の動向をリサーチしたり、成功している結婚相談所のプロセスを調べてみたりといった能動的な行動をとっていきましょう。

5

結婚相談所を成功させる!行動と継続の努力が大切!

結婚相談所を成功させるためには、今後を見据えた行動と努力の継続が重要です。

ただ儲かりそうだからというイメージだけで気軽に始めてしまうと痛い目を見ることになってしまいます。

努力なしには成功は得られないということです。

成功させたいという強い志を持っているのであれば、「どうすれば成功するのか」「どうすれば業績はもっとよくなるのか」を常に考えることを忘れないようにしましょう。

その上で、状況に合わせて必要な対策を取っていけば、成功へと近づけるものです。

6

まとめ

経営者として成功したいなら「失敗例にあったようなケースは徹底的に避けること」、そして「成功させるための努力をすること」が大切です。

他力本願になることなく、最大限の努力して成功をつかみましょう。

最初は、なかなかうまくいかないかもしれませんが、努力を積み重ねてこそわかってくる経営のコツもあります。

「どうすると失敗するのか」「どうすれば成功できるのか」を常に考えて最適な対策を取るようにしてみてください。

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