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英会話教室を開業したい!夢を叶えるためのポイント

2017/09/04公開日
2022/01/18更新日

「学生時代から英語が好きだった」「子どもと関わる仕事がしてみたい」「実は大学時代に英語の教員免許を取得した」などの理由で英会話教室の開業を考える人もいるでしょう。

英語に抵抗がなく人と関わることが好きなら、非常にやりがいがある仕事にはなるはずです。

日本の義務教育で英語が必須であるため、英語を勉強したい人は多い傾向です。

また英語力があることが昇進の条件となる企業もある以上、英会話教室の需要が0になってしまうことは考えにくいでしょう。

しかし英会話教室の経営も軌道に乗せるためには事前のリサーチはやはり欠かせません。

そこで英会話教室の経営のポイントや、リアルな年収事情をお話しします。

これを参考に、工夫をこらして生徒に喜んでもらえる英会話教室を目指してみましょう。

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手続きを押さえれば大丈夫!実は資格は必須ではない

「英会話教室は英語の資格がないと開業できない」と思っている人もいるでしょう。

実は、英会話教室を開業する場合、常に英語の資格が必要とされるわけではありません。

中には、講師採用試験を受験し、パスした人だけが教室を開設できる仕組みを導入している英会話教室チェーンもあります。

「しかし、どこのチェーンにも加盟せずに自分で立ち上げる場合は、あまり気にする必要はないでしょう。

むしろ英会話教室を初めて開業する場合に重視してほしいのは税金上の手続きです。

個人事業主として開業する場合でも税務署に必要な次の2つの書類を期限通りに出しましょう。

「個人事業の開業・廃業当届出書」は新しく事業を開始したときに提出するもので、開業した日から1カ月以内に提出する決まりになっています。

なお提出期限が土曜日・日曜日・祝日など税務署の開庁時間外の場合はその翌営業日までに提出すれば大丈夫です。

納税地(個人事業主の場合は自分の住所)を管轄する税務署に平日の8時半から17時までの間に提出しましょう。

なお、期限内までに到着するスケジュールであれば、郵送するのも可能です。

「次に青色申告を行う場合は「所得税の青色申告承認申請書」を提出します。

青色申告とは複式簿記による帳簿の記録を行い、期限内に申告書を提出することを条件として、最大65万円までの特別控除を受けられるようにする制度です。

よりわかりやすく言えば会計ソフトを使って正確な帳簿を付けて期限通りに確定申告を行えば、税金の計算にあたって差し引ける金額が増えて、節税ができる制度と考えましょう。

操作が簡単な会計ソフトもあるので、パソコンに抵抗がなければぜひ青色申告を選択するのをおすすめします。

「ただし青色申告をしたい場合は、申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以降に英会話教室を開業した場合は開業した日から2カ月以内)に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しないといけません。

忘れてしまわないように、先ほど紹介した「個人事業の開業・廃業当届出書」と一緒に提出するのをおすすめします。

なお、これらの手続きに必要な用紙は最寄りの税務署の窓口で受け取ることもできますし、国税庁のホームページからPDFデータをダウンロードして印刷したものを使うこともできます。

※1【ステップワールド英語スクール開設のご案内】ステップワールド開設・導入までの流れ

https://www.step-w.net/flow/

※2【国税庁】[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続申告所得税関係

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

※3【国税庁】[手続名]所得税の青色申告承認申請手続申告所得税関係

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

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重視されるのは実はコミュニケーション能力

フランチャイズチェーンに加盟するのではなく自分で独自に英会話教室を開業する場合は、必要な英語力の明確な決まりはありません。

もちろん会社での昇進や海外赴任のために英会話を習う社会人を対象にする場合や大学受験対策のために英会話を習う高校生等を対象にする場合は別です。

この場合TOEIC、TOEFL、英検などの英語関連の資格があった方がアピールポイントになります。

英会話だけでなく英語関連の資格の受験対策講座も同時に開講できるため、ビジネスチャンスが広がるからです。

しかし英語関連の資格以上に必要とされるものがコミュニケーション能力です。

特に小学校入学前の子どもを受け入れる英会話教室を開業される場合、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

通い続けてもらうには、「ここに来ると楽しい」と思ってもらえるかが最も重要であるため、相手の目線に立って、飽きさせない授業を続けていくための工夫が大事です。

そのため、「この人は何を考えているのだろう」と常に反応を見ながら、やり取りに工夫をこらしていきましょう。

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開業のポイント1・まずはコンセプトを決めよう

一言で英会話教室と言っても、どんな人を対象にして、どんな形式のレッスンを行うのかそれぞれに異なります。

コンセプトを決めるにあたり考えてほしい点は3つあります。

最初は生徒の年齢層を「大人向けにするのか」「子ども向けにするのか」で講師に求められる資質も変わってくる点です。

もし通訳・翻訳の実務経験があったり、TOEIC900点以上や英検1級などのハイレベルな英語の資格を有していたりするなら、大人向けのレッスンも視野に入れましょう。

しかし、そのような実務経験や資格がない場合は、まずは子ども向けのレッスンから始めていくのがおすすめです。

次に「個人で独自に立ち上げるか」「フランチャイズに加盟するか」を選びます。

フランチャイズには、ある程度業務のフォーマットが決まっていて、困ったときには本部のサポートが受けられるというメリットがあります。

しかし独自の視点を盛り込んだ授業をするのは難しいです。

一方、個人で独自に立ち上げる場合は自分のやりたいようにできるのが最大のメリットとなります。

しかし、すべてを自分で引き受けなければいけないため、これまでに英会話教室の仕事にかかわった経験がなければ、なかなか軌道に乗せるのは難しいかもしれません。

またレッスンを行う場合も、1対1のいわゆる「個人レッスン」をメインにするか、1対複数の「グループレッスン」をメインにするか考えましょう。

もちろん、生徒の要望に応じて両方行うのも悪くありません。

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開業のポイント2・どこでレッスンするか決めよう

英会話教室の経営を成功させるには、どこでレッスンを行うかがとても重要になります。

物件を借りて教室を構える場合「駅の近くにするか」「住宅街にするか」が問題となるでしょう。

ロケーションによりターゲットも決まってくるからです。

例えばターゲットが会社帰りの社会人など比較的忙しい人がメインであれば駅に近い方が好まれます。

空いた時間をぬって通いやすいためです。

一方、中学生以下など、ある程度時間が確保できる子どもであれば、住宅街で開業するのも選択肢に入れていいでしょう。

ただし、その場合は家族が車で送迎することも考え、駐車スペースを確保できるかどうかも考慮するのをおすすめします。

もちろん、自宅での開業も視野に入れられますが、近所の人に事情を話しておくのを忘れないようにしましょう。

いきなり物件を借りて教室を構えるのが資金的に厳しい場合は、生徒が指定した場所に訪問する「訪問型」や「オンライン」で生徒とやり取りする形でのプライベートレッスンから始めるのもいいでしょう。

低資金で始められるうえに、英会話教室の運営のノウハウも蓄えられます。

しっかりとターゲットを見定めて立地条件を検討しましょう。

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開業のポイント3・集客を考えよう

英会話教室の開業に限った話ではありませんが、ビジネスを軌道に乗せるためには、集客を考えるのも大事になります。

特に英会話教室の場合、知名度という点では大手にはかなわないのが現実なので工夫が必要です。

簡単に取り組める方法としてはホームページを立ち上げたりブログを書いたりSNSを活用したりする方法があります。

特にブログやSNSで講師のプロフィールや授業の様子を発信すれば「この教室はどんな教室か」が伝わりやすい傾向です。

生徒にコメントを書き込んでもらえば口コミとしても活用できます。

一方、資金に余裕があるならばチラシを配ったり新聞に広告を掲載したりするのも選択肢に加えましょう。

オンデマンド印刷が普及したため、比較的安い金額で見た目のいいチラシを作れるようになりました。

デザインに工夫をこらしたチラシを地道にポスティングすることや生徒になりそうな人が集まる場所に設置することで集客につながる可能性は十分にあります。

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収入と費用は規模によって千差万別

それでは、英会話教室を開業するには一体どれぐらいお金がかかるのでしょうか?まず、開業資金ですが、フランチャイズに加盟する場合は、入会金・年会費・システム手数料が必要になります。

入会金は3万円程度、年会費は1万2,000円程度、システム手数料は毎月8,000円程度が相場です。

実際の金額はフランチャイズによっても異なるのでいくつか比較してみましょう。

なお自分で開業する場合はこれらの費用はかかりません。

なお物件を借りて開業する場合は不動産会社への仲介手数料や敷金・礼金、毎月の家賃の支払いが発生する点にも注意してください。

次に月々の収入についても考えてみましょう。

月謝は生徒の年齢やレッスン内容によって左右されます。

幼稚園・保育園生は5,000円程度、小学生・中学生は6,000円程度、高校生以上はレッスン内容に応じて8,000円~1万円程度が相場でしょう。

英会話教室の収入と費用は「自分がどれだけの生活費を確保したいか」によって大きく変わります。

確保したい生活費の額が大きければ生徒の数も月謝もそれなりに大きく設定する必要がありますし、逆もまたしかりです。

まずは必要な諸経費を賄ったうえで自分の生活費を確保するには

「どのくらいレッスンを開催すればいいか」

「月謝はどれぐらいに設定すればいいか」を考えることをおすすめします。

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まとめ

英会話教室の特徴として、お金をかけない形で開業することはできるものの、軌道に乗せるのが難しいビジネスであるという点が挙げられます。

やはり大手の英会話教室が知名度という点では勝っているため、よほどのきっかけがないと自分の教室に来てもらうのは難しいのも現実です。

しかし1度生徒に来てもらえれば工夫次第で長い間通ってもらえるようになります。

そのためには人間的な魅力と授業の魅力が何よりも大切です。

英会話教室の経営には英語力だけでなく人間力も大事と心得ておきましょう。

別に生徒に気に入ってもらおうと無理をする必要はありません。

純粋に「英語の勉強が好きだから一緒にその楽しさを体験したい」という気持ちで取り組めば大丈夫です。

生徒からのほめ言葉がコンスタントにもらえるようになれば、きっと英会話教室を長く続けていけるでしょう。

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英会話教室を開業する!必要な資格や能力は?

公開日
2022/01/18更新日

英会話教室を開業するには、どんな資格や能力が必要となるのでしょうか。

特別な資格が必要というイメージを抱いている人もいますが、実際のところはどうなのでしょうか。

前もって把握しておけば開業がスムーズになりますし、経営にも役立つことは多いものです。

具体的に「どんな能力があれば英会話教室をスムーズに開業できるものなのか」、そして「ビジネスとして成功に導くことができるのか」をチェックしてみてください。

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英会話教室に資格はいらない?誰でもできるの?

英会話教室を開業する場合、実は必須の資格というのはありません。

必要なことは開業届と店舗の確保です。

そのため、誰でも開業できてしまうと言っても過言ではありません。

しかし、単純に経営するだけではなく、英会話教室の講師としても活動する予定であれば、英語を問題なく話せることはもちろんのこと、人に外国語を教えるノウハウも欠かせません。

必須の資格はないとはいえ、資格があったほうがいいに越したことはありません。

また、ターゲットとする生徒にもよりますが、生徒の希望をくみ取って授業を進めることや、クラスを楽しんでもらえるよう盛り上げる工夫やスキルも必要でしょう。

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英会話教室を経営するのは簡単って本当?業界の特徴

英会話教室は開業資金があまりかからず、他の業種に比べると開業の敷居がとても低いという特徴を持ちます。

そのため、比較的気軽にビジネスとしての独立が可能です。

グローバル社会の人まりとともに英会話教室のニーズも高まってはいますが、その裏ですぐに閉鎖してしまう英会話教室もあります。

早いところでは1年以内に閉鎖してしまいますし、大手でつぶれてしまうところもあるほどです。

だからこそ、同じように失敗してしまわないように対策を練らなければなりません。

業界で生き残るためには、顧客をいかに確保し続けるかが重要となります。

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小学校英語指導者認定資格とTOIEC!便利な資格は

必須というわけではないですが、持っているといい資格といえば、小学校英語指導者認定資格です。

具体的な能力として挙げるのなら、英検準1級程度やTOEIC700点程度のスキルがあると望ましいでしょう。

それだけの英語力があれば、英会話教室へ訪れる人へスムーズに英語を教えられます。

何よりも、資格を持っている事実を公表しておくことで通う人や子どもを通わせる親御さんへの安心材料となることは確かです。

信頼度を得るという面では、資格は取っておくといいでしょう。

また、フランチャイズに加盟する場合には資格を有していることを条件として提示されることもあります。

そんなときにも有利にはたらきますから、今後のためにもなるべく取得しておくことをおすすめします。

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コミュニケーションが大切!向いている人物像

英会話教室の先生として活動するのなら大切なのは英語力だけではありません。

何よりも重要といってもいいのがコミュニケーション能力です。

英語を教えるとはいえ会話をするサービスなわけですから、円滑なコミュニケーションができなければうまくいきません。

これは顧客満足度にも関わってくる部分になります。

また、顧客がどんな部分の英語が難しいと感じているのかを汲み取る能力も重要です。

素早くニーズに応えることでスムーズに習得できますし、単に質問されるのを待っている姿勢でいるだけではなかなか満足はされません。

それから子ども向けの英会話教室であれば、子どもが喜ぶような工夫をできるかどうかも重要です。

楽しく通ってもらえるように満足してもらえるようなサービスを常に心がけていきましょう。

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資格や肩書きだけじゃない!コンセプトも重要

資格や肩書、講師としての能力は英会話教室を経営する上でとても重要ですが、うまく集客するには店舗のコンセプトをアピールすることも大切です。

特に、子ども向けか大人向けかということは、経営のスタイルや授業の教え方、店舗の雰囲気など大きく異なります。

さらにグループレッスンなのか、個人レッスンなのかも重要です。

経営側だけでなく、生徒の英語の習得のしやすさも変化するでしょう。

さらに、ターゲットによって、適した営業の時間帯、店舗の立地も異なります。

これらを誤ると、経営の失敗につながりかねません。

ニーズも踏まえながらターケットを絞り、コンセプトを明確にすることで、新規客を見込め、リピーターへとつなげられるようになります。

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まとめ

英会話教室に重要なのは経営に有利な資格や能力をどれだけ得るかではありません。

確かにそれも大切なことではありますが、最も重要なのは顧客の信頼をいかに勝ち取るかです。

信頼されサービスに満足してもらえれば、英会話教室に通い続けてもらえる、つまりリピーターが増えていくのです。

成功させるためにリピーターをより多く確保できるよう努力していきましょう。

そうすれば必然的に開業した英会話教室はうまくいきますし、収入を増やすことも期待できます。

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自宅で英会話教室を開業する!メリットとデメリット

公開日
2022/01/18更新日

英会話教室を開業するというとテナントを借りるイメージが強いかもしれませんが、自宅で開業することも可能です。

しかし、自宅を英会話教室にする前に把握しなければならないメリットとデメリットがあります。

単なる興味本位から始めるには敷居が高いですから、前もってどんな特徴や懸念点があるのかを知っておくことをおすすめします。

今回は、自宅で英会話教室を開業する上で把握すべきメリットとデメリットをご紹介いたします。

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自宅で英会話教室を開業!メリットは何がある?

自宅で英会話教室を開業する場合、テナントを借りる必要がないので賃貸契約や賃貸料の支払いも不要になるというのがメリットとして挙げられるでしょう。

敷金や礼金、保証金といった初期費用がかからないというのも魅力です。

英会話教室を開くには専用の部屋を1室用意するだけでいいですし、特別な設備も必要ないので、気軽に始められるでしょう。

それから、自宅で経営するからこそ地域密着型でできるという強みもあります。

例えば、子ども向けの英会話教室で自宅が通学路から近隣にあった場合、近くの小学生に通う子どもたちを顧客として確保しやすいと言えるでしょう。

2

デメリットもある!自宅で英会話教室を開く際の懸念点

自宅で英会話教室を開くと人の出入りが激しくなるため、どうしても近所の人に嫌な顔をされてしまったり、不愉快な思いをさせてしまったりすっることがあるかもしれません。

そのため、あらかじめきちんと近所の理解を得ることが重要です。

また、プライベートが露出してしまいがちなのもデメリットだといえるでしょう。

自宅内の様子を見られてしまいますし、宣伝をすれば自宅の住所を公開するようなものです。

さらには、その割にはきちんとした店構えをしているわけではないので、ビジネスとしての信用度は低くなりがちでもあります。

住宅なのでテナントの店舗のようにきちんとした看板を大きく掲げることもできないのです。

そうはいっても印象をよくするためには、衛生的に見せる必要があります。

定期的なメンテナンス費用がかかるのも自宅で開業するデメリットになります。

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自宅で英会話教室を開く!どれくらいの広さが必要?

自宅を使って英会話教室を開くためには大体6畳くらいの広さがあれば十分だといえます。

マンツーマンレッスンの場合は、特に広さは気にしなくていいでしょう。

テーブルと椅子、あるいはソファさえあれば快適に過ごせますから、専用の部屋を設けなくてもリビングを活用するというのも1つの手です。

子どものグループレッスンをする場として英会話教室を開く場合には、もう少し広いほうが良いです。

身体を動かしながら覚えるようなレッスンをプログラムとして組み込むのなら、余裕をもって8畳くらいの広さはあったほうが安心です。

このように教室のコンセプトに応じた適切な広さを考えてみてください。

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自宅で開業するために!準備すべきものって何?

自宅での開業を考えているのなら前もって準備しておくべきものがいくつかあります。

対象が大人の場合は最低限必要となるのは机です。

参考書を広げたり、ノートに書き込んだりする場合に机がないと不便ですから用意しましょう。

一方、子ども向けの教室の場合は、机は特になくても大丈夫です。

グループレッスンの場合は快適に教えるためにホワイトボードがあると授業らしくなります。

それから忘れてはならないのがラジカセや教材です。

何の用意もないままに効率的に英語を教えるのは困難ですから、必ず用意しましょう。

また忘れられがちなポイントになりますが、必要に応じて駐車場の確保もしておくことをおすすめします。

特に電車やバスなどの公共機関を使ってアクセスしにくい場所にあるようなら必須です。

何台分も用意する必要はありませんがマンツーマン用、あるいは親御さんが送迎の際に一時的に停められるように最低1台分は用意しておくと親切といえます。

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自宅以外で開業する方法は何がある?

自宅で開業するのが難しい場合には、他にも英会話教室を開くための方法が豊富にあります。

定番なのはテナントやマンションの1室を借りることです。

公民館の部屋の時間貸しを利用するという手もあります。

費用をあまりかけたくないのなら、訪問型サービスとしてビジネス展開していくのもいいでしょう。

学校や企業に呼ばれる講師として行き、講演を行うのもいいですし、個人の依頼ならカフェで話をするようにレッスンすることも可能です。

オンライン英会話も広まっていますから、オンラインサービスを利用するのも有効的と言えるでしょう。

スカイプなどの無料通話サービスを使えば、コストをあまりかけることなく快適に英語を教えることができます。

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まとめ

英会話教室の開業は、自宅であれば莫大な初期費用をかけずに開業することができる上に特別なリフォームも必要ないので、気軽な気持ちで始められる事業のひとつでしょう。

しかし、近所の理解を得なければならないという懸念点もあります。

その条件をクリアできそうであれば、まずは挑戦してみてはいかがでしょうか?自宅で開業するからこそできる経営スタイルや得られる魅力もありますし、積極的に試してみることをおすすめします。

他の場所での経営も視野に入れつつ、仕事場所を考えてみましょう。

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英会話教室の開業や開講のために!準備すべきものは?

公開日
2022/01/18更新日

他の業界に比べて英会話教室を開くのは比較的簡単だと言われてはいますが、それでも準備しておくべきものや、やっておいたほうがいいことがないわけではありません。

事前準備をどれだけ徹底しておくかによって、開業後の経営を安定させられるかどうかは変わってきます。

せっかく開業や開講をするのなら、失敗しないために必要な準備を徹底していきましょう。

ここでは、コンセプトやターゲットの絞り込むことの重要性について解説していきます。

1

まずはコンセプトを決めること!ターゲットを絞り込む

英会話教室を開業しようと考えた際、最初に考えなければならないのはコンセプトについてです。

「どんな英会話教室にしたいのか」「どんな顧客にサービスを提供したいのか」によって、開業すべき英会話教室のスタイルが大きく変わるからです。

まず最初は、「子ども向けなのか」「大人向けなのか」です。

これだけでも教室の雰囲気も教えるべきことも大きく変化します。

次に、「個人レッスンにするのか」「グループレッスンにするのか」です。

ひとりきりで経営するのなら収入効率を考える上ではグループレッスンが適切ですが、どうしてもマンツーマンにこだわりたいのならそれでもいいでしょう。

また、大人向けでも「日常英会話なのか」「ビジネス英会話なのか」などの精査も必要です。

さらに、「営業時間帯はどうするのか」、教室の場所は「自宅なのか」「カフェなのか」「テナントなのか」などいった具合に決めるべき項目は多数あります。

これらすべての項目を絞り込んでコンセプトとターゲットをしっかりと定めてみてください。

2

必要な資格はあるの?求められる英語力は?

英会話教室を開く場合ですが、特に経営上のルールとして必要な資格は定められていません。

極端な話でいえば、まったく英語がわからないのに開業しても違法とはならないのです。

ただし、ビジネスとして英会話教室を成立させるにはそれなりの英語力が必要であることは言うまでもありません。

目安としては英検でいうなら準1級、TOEICテストなら700点程度はあったほうがいいでしょう。

スムーズに授業を進められるように小学校英語指導者認定資格も取得しておくことをおすすめします。

独学の知識だけではなく、きちんと資格があることは、顧客からの安心感を得られることにつながります。

3

英会話教室の開業に必要なものって?そろえるべきもの

英会話教室の経営を始めるためには開業のための届け出は欠かせません。

他には、税金関係の書類も必要です。

一方、飲食店や美容院のように衛生管理のために保健所の許可を得る必要はありません。

開業に必要な手続き自体はいたってシンプルと言えるでしょう。

手続き以外にそろえるべきものとしては教室の備品があります。

まずは英語を教えるのに不可欠な教材やラジカセです。

顧客のターゲットが大人であれば、専用の机もあるといいでしょう。

子どもの場合は床あるいはカーペットに直接座ってもらったり、一緒に踊ったりなどするので、特に机はなくても問題はありません。

駅近の教室でない場合は、車の顧客が通いやすいように駐車場を用意しておくと親切です。

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ターゲットに合わせて!教室の場所を決める

「どんな英会話教室にしたいのか」そして「どんなターゲットを顧客にしたいのか」によって教室の場所は変わってきます。

例えば小学生のためのグループレッスンなら、住宅街にある自宅が向いているでしょう。

本格的な日常英会話、あるいはビジネス英会話の教室なら、駅近くのテナントやマンションの1室にするのが効果的です。

特に場所を制限せずに訪問型のサービスとして展開していくつもりであれば、会社や生徒の自宅、近くのカフェなどがあります。

用意できる資金の都合によって選べる場所が制限されることもあります。

しかし、基本的には自分のコンセプトやターゲットに合った場所選びをするように心がけてみてください。

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心配な開業・経営資金… 工夫次第で抑えられるもの

英会話教室を開くにあたってどうしてもネックとなってしまうのは、開業や経営に関わる資金です。

しかし、開きたい教室のコンセプトや工夫次第ではいくらでも抑えることは可能です。

見直すべき項目は数多くありますが、最初に挙げられるのは家賃でしょう。

東京都内のマンション1室を借りた際の目安としては約8万円程度ですが、自宅や訪問型にすればこの費用は丸ごとかかりません。

これだけで月8万円の節約になります。

他にも、自分自身の人件費として最低15万円程度は必要でしょう。

光熱費と通信費はそれぞれ約1万円、宣伝費は約5万円といった具合に抑えられます。

雑費や備品にかかる費用も削減できれば、さらなる節約が可能です。

開業や経営の資金に悩んでいるのなら、「どこから節約できるものなのか」「どう工夫すれば安く済むのか」をよく考えてみましょう。

6

まとめ

準備に余念がなければトラブルや経営破綻に陥るリスクも軽減できます。

コンセプトや狙ったターゲットに合った理想の英会話教室を開業するためには、それに応じた準備を徹底していきましょう。

スムーズに開業して経営を続けるためにも必要なことなので忘れないようにしてください。

開業資金について考えることも大切ではありますが、工夫次第でコストを削減することは可能です。

経営のコンセプトや顧客のターゲットを何よりも優先させましょう。

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