カテゴリー
副業 起業 開業

【サクサク読める】業務委託とは?簡単に解説【フリーランス・個人事業主】

2022/05/26公開日
2022/06/02更新日

フリーランス、個人事業主として働くと、クライアントとは自分自身で契約していくことになります。

自分の裁量で働きたい、でも難しいのは嫌。頭が痛いところです。

業務委託とは一体どんな契約なのでしょうか?今から渾身の力で、簡単に理解できるよう解説いたします。

さらにこの記事では、「法律の素人でも理解できる簡単さ」と「信頼できる正式な情報」を両立させました。

せっかく仕事を頑張っても、契約を理解していなければ報酬はありません。

業務を委託してくれたクライントさんの期待に応え、嬉しい報酬をしっかり手に入れましょう!

1

業務委託とは?【どこよりも簡単に解説】

[WP_ARTICLE_ID]_1-1

avatar

キタさん

フリーランス初仕事だ!…業務委託って何?
avatar

ミナミさん

私も良いクライアントさんが見つかったよ。でも契約が不安…。

1-1.業務委託とは?

業務委託とは、企業が特定の業務を自社でやらずに、外部に任せる契約のことです。

ビジネスの場ではこれを「業務を外部委託する」といい、このような契約を『業務委託契約』といいます。

任せられる側(フリーランス、個人事業主)からいうと、外部の人間として、企業から特定の業務を任せてもらう契約ですね。

任せてもらうわけですから、自身の裁量で仕事できる部分が大きいです。

この点で、正社員やアルバイト、派遣社員などと異なります。

POINT

業務委託契約では…
任せる側と任される側に【雇う・雇われる】の雇用関係がなく、裁量で仕事ができる。

2

あなたの場合は請負契約?準委任契約?

[WP_ARTICLE_ID]_2-1

実は、業務委託契約はどの法律にも載っていません。

ビジネスの現場で使われる表現です。

avatar

ミナミさん

じゃあ何のルールもないってことですか?
困りましたね…。

2-1.業務委託契約は、請負契約・準委任契約に分けられる

大丈夫です。

こちらをご覧ください。

業務委託契約で使うルール

業務委託契約は法律上、以下の2つに分けられます
・請負契約(民法第632条)
・準委任契約(民法第656条)

2-2.あなたの契約は請負契約?準委任契約?

avatar

キタさん

僕のは請負契約なのかな?準委任契約なのかな?

いくつか仕事を載せていますので、気になるものがあれば確認してみてください。

請負契約 準委任契約
【典型例】
家を建てる
(きちんと完成した家を引き渡さなければならない)
【典型例】
診察・手術
(結果に関わらず適切に行えば良い)
ーーー ーーー
動画制作
(求められるクオリティで映像コンテンツを制作、納品)
動画制作
(一定時間労働力を提供)
Webライティング
(求められるクオリティで記事を執筆、納品)
Webライティング
(SEO対策)
プログラミング
(求められるクオリティでアプリを製作、納品)
プログラミング
(一定期間労働力を提供)
コンサルティング
(一定の成果を上げる前提の場合)
コンサルティング
(知識・技能の提供)
営業代行
(数字の達成が必要な場合)
営業代行
(契約通りに営業活動をすればよい場合)
※カッコ内は報酬条件

なんとなく違いがわかりましたか?

請負契約と準委任契約の見分け方はこちらです。

請負契約・準委任契約の見分け方

請負契約・・・契約どおり仕事を完成させて納めることで報酬がもらえる。不完全なら修正を求められる。あるいは報酬がもらえない。

準委任契約・・・契約通り仕事に取り組みさえすれば成果に関わらず報酬がもらえる。

※ これらは定義ではありません。あくまで違いを表しています。

avatar

ミナミさん

法律にはどう書いてあるのか、ちゃんとした定義も知りたいです。

↓ 条文を読みたい方はこちらをご覧ください。

意外と理解できるものです。

請負契約・準委任契約いずれも、「依頼されて、OKする」ことによって成立する契約です。

▼ 請負契約

請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。

引用:民法第632条|e-Gov法令検索

▼ 委任契約(準委任契約は、法律行為の箇所以外は委任契約の条文を使います。

委任は、当事者の一方が法律行為をすることを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生ずる。

引用:民法第643条|e-Gov法令検索

ここで一息。

フリーランスの方は、開業届は提出しましたか?考えてなかった、迷っているという方は、こちらの記事を読んでみてくださいね!

3

【使えるチェックリスト】主な契約内容

[WP_ARTICLE_ID]_3-1

業務委託契約の内容は、しっかり理解しておく必要があります。クライアントとの間で契約内容の理解にズレがあると、トラブルにつながるためです。

例えば「この仕事も頼んでいる!」「頼まれてない!」など。

▼ フリーランスのライターさんの経験上も、契約書は絶対しっかり読んだほうがいいとのことです!

avatar

キタさん

でも僕、契約書なんて読めないよ…。

大丈夫です!チェックリストを作りました!一つづつチェックしていきましょう!

最後まで読めば、業務委託契約ってどんなもの?のイメージも、さらにバッチリつかめますよ!

3-1.業務のチェック項目

しっかり仕事をしたつもりでも、そもそもの業務内容や業務範囲を把握していないと不十分な仕事になってしまいます。

チェック項目 ◯・✖
1. 業務内容を把握していますか?
2. 業務の範囲はどこからどこまででですか? 
3. 再委託は認められていますか?(更に第三者に委託してよいかどうか)

3-2.期間・納期のチェック項目

契約期間や納期は仕事の根幹に関わります。

しっかり確認しておきましょう。

チェック項目 ◯・✖
1. 契約期間はいつからいつまでですか?
2. 納期はいつですか?

3-3.報酬・費用のチェック項目

仕事を頑張った後、報酬の支払いで揉めたくはないですよね。

しっかり確認しておきましょう。

報酬発生条件は、まさに請負契約なのか準委任契約なのかの部分です。

チェック項目 ◯・✖
1. 報酬が発生する条件を理解していますか?(請負契約・準委任契約)
2. 報酬の金額は明確に理解していますか?
3. 報酬の支払期日はいつですか?
4. 報酬の支払い方法はどうなっていますか?(分割、一括、前払金の有無)
5. 仕事にあたって発生する様々な費用は、それぞれどちらが負担しますか?

3-4.トラブル防止のためのチェック項目

契約解除や損害賠償につながる項目です。

慎重にチェックしておきましょう。

チェック項目 ◯・✖
1. 個人情報の取り扱いを理解していますか?
2. 仕事で完成した成果物の知的財産権はどちらにあるか理解していますか?
3. 損害賠償は、どのような場合にどの程度の金額が発生しますか?
4. 禁止事項に何があるのか理解していますか?
5. 契約解除される・できる条件を理解していますか?
6. 契約終了後に問題が見つかった場合、どのような責任を持つことになりますか?(「契約不適合責任」といいます)

その仕事特有のチェックポイントも

このチェックリスト以外にも、それぞれの仕事特有の内容もあります。
例えば動画制作なら、納品した映像の原版(オリジナルデータ)はいつまで保管するのか?などです。

気になる点は不安を残さないように確認しておきましょう。

「契約形態」「業務範囲」「再委託」「知的財産権」の話が気になる方は、それらを重点的に解説しているこちらの動画をご覧ください。

avatar

キタさん

あれ?意外と理解できたかも!
avatar

ミナミさん

初仕事頑張りましょう!

4

まとめ

この記事では、業務委託とは何なのか、誰でも簡単に理解できるように解説してきました。

振り返り

・業務委託とは、企業が特定の業務を自社でやらずに、外部に任せる契約のこと。
・業務委託契約は、請負契約・準委任契約に分けられる。
・契約どおり仕事を完成させて納めることで報酬がもらえるのが請負契約。
・契約通り仕事に取り組みさえすれば成果に関わらず報酬がもらえるのが準委任契約。

最後まで読んでくださったあなたなら、この振り返りも理解できたはずです。

無事契約を結び思い切り仕事に取り組めることを、そしてフリーランス・個人事業主として成功していかれることを願っています!

ビジェントならあなたにピッタリの
「代理店・フランチャイズ・業務委託・副業」が見つかります

カテゴリー
副業 起業 開業

【スッキリ】業務委託とフリーランスの違いは?どういう働き方?注意点も!

公開日
2022/06/02更新日

これからフリーランスとして自分らしく働いていこうという時に、業務委託でお願いしますと言われた。

フリーランスと業務委託ってどう違うの?業務委託で働くってどういうこと?
なんだか重要っぽいのはわかるけど、イメージがわかない。

不安ですよね。

大事なことがわからないまま仕事が始まると、トラブルが起こります。
大事なことをスッキリ理解していれば、のびのび仕事をやっていけます。

この記事の内容はコチラ!

・業務委託とフリーランスの違い
・フリーランスが業務委託で仕事するって、結局どういうこと?
・トラブルを避けるための注意点

可能な限りわかりやすくお伝えしますので、ちょっとだけ頑張ってみましょう!

1

フリーランスが業務委託で働くってどういうこと?

[WP_ARTICLE_ID]_1-1

avatar

ミナミさん

フリーランスのデザイナー初仕事。
・・・業務委託 = フリーランスじゃないの?
avatar

キタさん

フリーランスの美容師として頑張るぞ!
お!あこがれの美容院で求人が!
雇用形態が・・・業務委託…???

1-1.業務委託とフリーランスの違い

まず、業務委託とフリーランスの違いを理解しておく必要がありますよね。

業務委託とフリーランスは、全く違います

業務委託って?

業務委託は「契約の種類の一つ」。業務委託契約。
仲間:雇用契約、派遣契約 など

【具体的には】
会社に雇われていない外部の人間として、会社から仕事を任せられて報酬を受け取る契約です。

フリーランスって?

フリーランスは「働き方の一つ」。
仲間:正社員、アルバイト、パート、派遣 など

【具体的には】
会社など組織に所属しないで、自分で仕事を選んで契約、仕事の対価として報酬を受け取る働き方です。

それぞれの言葉の使い方の例です!
イメージをつかんでみましょう!

【使用例:業務委託】

A社は私を雇いたいと思ってくれたみたいで、正社員かアルバイトの非正規社員として、雇用契約を結ばないかと言われました。

私は会社に縛られたくないので雇用契約ではなく、外部の人間として業務委託契約で仕事を任せてもらう形になりました。

【使用例:フリーランス】

Bくん、正社員かぁ!Cくんは派遣で頑張ってるんだね!

僕はフリーランスをやってて、好きな時間に好きな場所で働いてるよ!

1-2.フリーランスが業務委託で仕事するってどういうこと?

avatar

ミナミさん

つまり、私はどういう働き方をしていくことになるんでしょうか?

これからフリーランスとして、取引相手と「業務委託契約」で取り決めた内容に従って、仕事をして報酬をもらっていきます

業務委託で仕事をするということは、会社に雇われるのではなく外部の人間として仕事を任され、裁量で仕事をするということ。取引相手選び、契約、仕事、納品、全て自己責任です。

【もっとわかりやすく!!】

正社員やアルバイトの場合は会社に雇われてますよね?これは、会社に雇われる時に「雇用契約」を結んでいるんです。

そして、雇用契約で取り決めた内容に従って仕事をして、給料をもらっています。

その他、社会保険・休暇・解雇など、様々なことが雇用契約で取り決められているんですよ。

一方…フリーランスは会社に雇われていない外部の人間です。

雇用契約はありません。

そのかわり、業務委託契約で取り決めた内容に従って仕事をして、報酬をもらうんです。

avatar

キタさん

おぉ!業務委託契約の内容って、かなり重要そうですね!

2

業務委託で仕事をするときの注意点は?

[WP_ARTICLE_ID]_2-1

avatar

ミナミさん

業務委託で仕事していくのはわかりましたけど、フリーランスって自己責任だから不安…。
avatar

キタさん

契約もわからないですし…。

大丈夫です!気をつけるべきポイントを解説します!

2-1.契約内容のポイントを押さえよう!

これからは、契約書も自分で確認します。

avatar

キタさん

怖くなってきました…。

怖がらなくても大丈夫です。

まず、業務委託契約は「請負契約」「準委任契約」の2つに分かれるので、どちらの契約なのかを確認しましょう!

見分け方はこちらです!

請負契約・準委任契約の見分け方

請負契約・・・契約どおり仕事を完成させて納めることで報酬がもらえる。不完全なら修正を求められる。あるいは報酬がもらえない。

準委任契約・・・契約通り仕事に取り組みさえすれば成果に関わらず報酬がもらえる。

ほら!意外とわかるものでしょう?

その他、こんなことに注意して契約していきましょう!

【例】契約時の注意点

・どどこまでがやるべき仕事で、どこからはやらなくていいことなのか確認しておこう!

・不利な条件で契約していませんか?納得して契約しよう!

・口頭で聞いていた大事なことで、契約書に入っていない内容はありませんか?

もしこういうことがわかっていなかったら、まずい気がしませんか?

その他、契約書でチェックすべきポイントを、こちらの記事でわかりやすいチェックリストにしています!ぜひ使ってくださいね!

2-2.偽装請負に気をつけよう!

危ないケース

フリーランスとして業務委託で働いてるのに、なんだか自由じゃない。正社員と変わらないような…。
休日のとり方は会社に指示されるし、仕事の細かいやり方も指示されているし。

これは「偽装請負」の可能性があります。

偽装請負かどうかの判断は難しいので、おかしな働き方をさせられていると思ったら弁護士に相談しましょう(記事の最後に無料相談先を載せています)。

avatar

キタさん

「偽装請負」って?

形だけ業務委託契約(請負契約)にして、実質的に「正社員などの雇用契約的な働き方」をさせているということです。

そうすることで、労働基準法逃れができます。

会社が支払うべき社会保険料の負担を逃れたり、都合よく人員カットできる状況を作っているのです(雇用関係があると簡単に契約終了できません)。

2-3.確定申告(税金)や保険などの手続きはしっかりしよう!

これから、税金は自分で確定申告して支払います。

会社員なら会社が給与天引きして、代わりに納税してくれます。

健康保険の手続きや支払いも、自分でします。

フリーランスの場合は市区町村が運営する健康保険の国民健康保険に入ります。

会社員なら会社をとおして健康保険(社会保険)に加入、保険料も会社が半額支払ってくれます。

avatar

ミナミさん

自由には責任が伴うって聞いたことありますけど、まさにそれですね…!

3

避けたいトラブル事例

[WP_ARTICLE_ID]_3-1

フリーランスとして契約、仕事していくにあたって、トラブルの不安がある方も多いですよね。

よくあるトラブルは未然に防ぎましょう!

3-1.報酬トラブル①【報酬が支払われない!】

残念ながら、よくあるトラブルです。

報酬が支払われないのは本当に困りますよね。報酬の支払条件は、事前にしっかり確認しておきましょう!

業務委託契約には「請負契約」と「準委任契約の」の2種類があるんでしたね。

これがどちらかによっても報酬を受け取れる条件が違いますよ!

条件を満たしているのに支払われない場合は、弁護士に相談ですね(記事の最後に無料相談先を載せています)。

▼ フリーランスのプログラマー(プログラミング歴40年)の方の話。

説得力がありますね!

3-2.報酬トラブル②【やり直した分の報酬は!?】

フリーランスとしてイラストなどを描く仕事をしている女性・・・

イラストを納品したあとにやり直しを求められても、その分の報酬が払われずに困っている

引用:「フリーランス」と企業のトラブル 弁護士が無料電話相談|NHK公式HP

こんな無料相談に応じた弁護士は、「仕事が追加された場合の報酬について企業側と契約書できちんと定めることが必要」とアドバイスしたとのことです。

頑張って仕事をして、報酬トラブル。

最悪な気分になりますよね。

報酬関連で気になることがあれば必ず確認し、事前に契約書できちんと取り決めておきましょう。

3-3.納期のトラブル【間に合わない!】

実は、フリーランス側(デザイナー、ライターなど)が納期に間に合わず、取引相手の会社に対して納品できない事例はよくあります。

会社側は契約解除や報酬支払いの拒否を行う可能性があります。

一方、フリーランス側は遅れてでも納品した分、あるいは途中までできた分の支払いを請求しますよね。

このような場合、契約書で報酬支払いの条件をしっかり取り決めておけば、報酬を受け取れるのか受け取れないのかは事前にはっきりしていたはずです。

3-4.その他予想されるトラブル

こちらは弁護士会が行政と連携して運営するフリーランス向けのトラブル無料相談サイトです。契約・仕事で起こるかもしれないトラブル例がたくさん載っていますので、ぜひチェックしてください!

想定されるご相談事例|フリーランス・トラブル110番

3-5.フリーランスWebデザイナーの方の失敗談

フリーランスのWebデザイナーの方の失敗談。

リアルで参考になります!

特に、フリーランスとして不安いっぱい、右も左もわからない方はぜひご覧ください!

【動画内容】

  1. 取引相手とのコミュニケーションでの失敗
  2. お金の管理での失敗
  3. 仕事のやり方での失敗

4

トラブルの無料相談先

[WP_ARTICLE_ID]_4-1

無料で弁護士に相談できるサービスもあります!知っておくと安心ですね!

※ 相談条件や無料相談終了後など、詳しくはリンク先の公式HPをご覧ください。

avatar

ミナミさん

フリーランスとして業務委託で仕事していくイメージがつかめました!
avatar

キタさん

スッキリ!
安心して仕事に専念できるね!

5

まとめ

お疲れ様でした!
業務委託とフリーランスの違い、業務委託で働くことの意味、わかりましたか?

まとめ

・業務委託・・業務委託契約。雇用契約や派遣契約のような、契約の種類の一つ。
・フリーランス・・・正社員、アルバイト、派遣のような、働き方の一つ。

・あなたはこれから「フリーランス」として、取引相手と「業務委託契約」で取り決めた内容に従って仕事をし、報酬をもらっていく。

できるだけわかりやすくお伝えしてきたつもりです。
疑問や不安がスッキリ解消して、自分らしくご活躍していかれることを願っています!

ビジェントならあなたにピッタリの
「代理店・フランチャイズ・業務委託・副業」が見つかります

カテゴリー
起業

フランチャイズオーナーとは?オーナーの役割と事前準備について解説!!

2022/05/16公開日
2022/05/25更新日

脱サラして起業する方法の一つにフランチャイズというビジネスモデルがあります。

フランチャイズはフランチャイズ事業を行っている企業から支援を受けながら経営を行うビジネスです。

そのため、起業初挑戦、業界未経験の人にはおすすめのビジネスモデルです。

フランチャイズオーナーとは会社で言えば社長と同じポジションです。

しかし、実際にどういう仕事かはあまり知られていないのではないでしょうか。

そこで今回は、フランチャイズオーナーの仕事内容、事前準備について解説します。

1

初めての起業はフランチャイズオーナーがおすすめ

[WP_ARTICLE_ID]_1-1

そもそもフランチャイズが何かということを簡単に解説します。

フランチャイズとはビジネスモデルの1つのことです。

FC本部からフォロー、バックアップを受けられるため、未経験でも始めやすいビジネスです。

ひとことで説明すると

「企業(FC本部)から看板を借りて、オーナーがかわって店舗経営を行うこと」

と説明できます。

[WP_ARTICLE_ID]_1-2

フランチャイズの詳しい解説は下記の記事で書いています。

こちらも参考にしてみてくださいね。

2

フランチャイズオーナーの仕事とは?

[WP_ARTICLE_ID]_2-1

フランチャイズオーナーは会社で言えば社長と同じポジションです。

代表的なオーナーの仕事は次に挙げる3つになります。

2-1.資金調達

フランチャイズオーナーになるには、加盟金が必要になります。

加盟金の内訳としては、研修費用、開業準備手数料、開業時出資金など様々あります。

加盟金の契約金は数百万円から数千万円と幅があります。

同業種でも加盟するフランチャイズ先によって金額は異なります。

また、加盟金は無店舗型より、店舗を構えるフランチャイズのほうが高い傾向にあります。

そのため初期資金を抑えたい場合は、キッチンカーやゴーストレストランなど店舗を構えない無店舗型がおすすめです。

加盟金が0円というフランチャイズも存在します。

しかし、加盟金はありませんが、研修費や設備投資費など別の名目で資金が必要になります。

そのため、最低でも数百万円程度のお金を現金で用意できる資金力を求められます。

2-2.フランチャイズの加盟先を探す

開業したいフランチャイズ加盟先を探す必要があります。

探し方としては2通りあります。

フランチャイズ加盟先を探す方法

・フランチャイズ事業をしている企業のホームページから申し込む
・フランチャイズ情報比較サイトから探す

フランチャイズ事業をしている企業のホームページに「オーナー募集」といったページがあれば、そのページから説明会や資料請求を行います。

もう1つが様々なフランチャイズの情報がまとまっている比較サイトから申し込む方法です。

ビジェント フランチャイズでは、さまざまな業界、業種のフランチャイズ情報を比較できます。

avatar

ミナミさん

会員登録は無料なんので、まずは登録してみてくださいね。

2-3.店舗経営

フランチャイズオーナーとは、企業で言えば社長と同じ立場です。

コンビニエンスストアなどのように従業員を雇って経営するのが代表的なパターンです。

オーナーの仕事は従業員の採用から教育、管理が主な仕事です。

開業して最初のうちは従業員と同じように、調理や接客も行うことがあるかもしれません。

しかし、従業員が増えればオーナーが直接作業を行うことは少なくなっていきます

3

フランチャイズ オーナーとして開業するには?

[WP_ARTICLE_ID]_3-1

フランチャイズのオーナーとして開業するのに必要なことはいくつかあります。

代表的なのは次の2つです。

フランチャイズオーナの代表的な仕事

・参画する業界を決める
・開業資金を集める

それぞれについて解説します。

3-1.参画する業界を決める

フランチャイズ事業を展開している業界は様々です。

まずは自分がどのジャンルでフランチャイズ起業をしたいかを明確にしましょう

フランチャイズは、FC本部から様々な支援が受けれることができます。

しかし、経営を行うのはあくまでも自分自身です。

中途半端なまま始めると長期的に続けていくのは難しいでしょう。

ビジェント フランチャイズ のようなフランチャイズ情報が比較できるサイトで、比較して自分に合った企業を探してみましょう。

3-2.開業資金の準備

オーナーとして開業するには、まとまった資金が必要になります。

必要な開業資金は選ぶフランチャイズ本部によって異なります。

資金調達の方法の1つとして、借り入れを行う方法もあります

しかし、できるだけ脱サラ前に貯蓄して開業資金を準備しておくことが望ましいでしょう。

4

フランチャイズのトラブル事例を紹介

[WP_ARTICLE_ID]_4-1

フランチャイズ オーナーとして起業したのはいいものの、トラブルが起きないとは言えません。

経営を行っていれば何かしらのトラブルはつきものです。

そこでフランチャイズでよく起こるトラブル事例を紹介します。

4-1.事前説明不足、確認不足によるトラブル

フランチャイズ契約を交わす際の説明不足や確認不足より、開業後にトラブルになるケースがあります。

特に多いのが次の2つです。

フランチャイズでよくあるトラブル

・契約違反時の高額な違約金
・競業避止義務違反

契約違反時の高額な違約金

フランチャイズ契約は、2〜3年で契約するケースが多いのです。

その契約を途中で解約する場合には多額の違約金が発生することがあります。

最初に取り交わした契約書に記載されていた内容を確認不足によりトラブルになるケースです。

競業避止義務

もう一つは競業避止義務というものがあります。

これは契約終了後、一定期間は同業種での起業を禁止する契約です。

例えば

「ラーメン屋のフランチャイズに加盟。

フランチャイズ契約終了後2年間はラーメン屋として開業することを禁止。」

という言ったことです。

もし、契約に違反した場合には、訴訟などに発展する場合があります。

avatar

キタさん

契約時に契約書の内容は必ずチェックしましょう

4-2.開業後のサポートがない

フランチャイズ契約はフランチャイズ本部が、オーナーに対してサポートを行います

しかし開業後はこういったサポートを行わず放置するフランチャイズ本部も少なからず存在します。

4-3.弁護士に相談しましょう!

契約書は複数の法律が関わっているため、素人目では見極めるのが難しいです。

トラブルを事前に防ぐためは、フランチャイズ契約をその場で即決せず一度持ち帰り、弁護士に相談しましょう。

もしその場ですぐに決断を求めてくるような場合は、悪質な事業者や詐欺事情業者の可能性があります。

フランチャイズ契約の注意点について、弁護士の方が解説されていますのでこちらも参考にしてみてくださいね。

5

まとめ

今回はフランチャイズ オーナーの仕事について解説しました。

今回のポイントは3つです。

まとめ

・初めての起業はフランチャイズのオーナーがおすすめ
・自分がどんな業種で起業したいかフランチャイズ情報比較サイトで探してみましょう
・トラブルを避けるためにも契約前に弁護士に相談しましょう

フランチャイズのオーナーとして起業することは、起業や経営経験がない人におすすめのビジネスモデルです。

しかし、フランチャイズ展開している事業の中には悪質な業者も存在しています。

後々のトラブルを避けるためにも、契約にあたっては慎重に検討しましょう。

もし自分でわからないことがあれば、弁護士に相談することも検討してみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ビジェントならあなたにピッタリの
「代理店・フランチャイズ・業務委託・副業」が見つかります

カテゴリー
起業

業界未経験ならフランチャイズで起業がおすすめ!失敗事例も紹介します!

2022/03/23公開日
2022/03/30更新日

業界未経験の人はフランチャイズでの起業がおすすめです!

というフレーズを見たり、聞いたりしたことはありませんでしょうか。

このフレーズを見ると、次のような疑問を抱きませんか?

  • フランチャイズでの起業は失敗しないの?
  • 脱サラするならフランチャイズ起業がいいの?

確かにフランチャイズでの起業は、既に成功している経営ノウハウなどを活用できるので、早期に収益化を図ることが可能です。

しかし、フランチャイズ起業にもリスクはあります。

そこで今回はフランチャイズでの起業について解説します。

1

脱サラして起業ならフランチャイズがおすすめ!

[WP_ARTICLE_ID]_1-1

業界未経験で起業を考えている方は、フランチャイズ起業をおすすめします。

その理由は次の3点です。

・世間に認知されているブランド力を活用できるため早期収益化が見込める
・ノウハウ、マニュアルなどを活用できるため未経験でも起業しやすい
・経営に困った時にサポートが受けられる

フランチャイズで起業する場合、世間に認知されているブランドの看板を借りれるため、早期に収益化が見込めます。

また、フランチャイズ展開する企業には、加盟者向けのノウハウなどが蓄積されています。

そのため、経営未経験の人でもマニュアルに沿って経営するので大きな赤字を出してしまうリスクも避けられます。

一方で、毎月ロイヤリティが発生すること、契約期間中の解約ができない、または違約金が発生するなどといったデメリットもあります。

フランチャイズのメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

こちちらも参考にしてみてくださいね。

2

フランチャイズ起業に向けた準備

[WP_ARTICLE_ID]_2-1

フランチャイズに限らず、起業するにあたってまずやらなければいけないことがいくつかあります。

ここでは代表的な3点を解説します。

2-1.動機づけ

「自分はなぜフランチャイズ起業したいのか?」という動機をノートなどに書き出してみましょう。

起業したいというポジティブな気持ちと同時に、ネガティブな気持ちも生まれてきます。

会社員のように毎月安定収入がなくなることへの不安、将来への不安など様々です。

そんな時にあらかじめ動機を書き出しておけば、内容を見返すことで前に進むエネルギーになります。

動機は人によって様々です。

  • 自分はこのブランドが好きでもっと世間に広めたい
  • 飲食を通じてたくさんの人を幸せにした
  • 自分と同じように身体の不調を抱えている人の手助けになりたい

正解があるわけではないので、「どうして起業したいのか?」ということを思うがままに書き出してみてください。

起業はあなたのスタートであって、ゴールではないはずです。

ゴールに向かって成長していくためにも、この動機づけは非常に有効なのでぜひ書き出してみてくださいね。

2-2.家族の了承を得る

起業しようと考えている人は、まず家族やパートナーなどに起業したいことを話して了承を得ましょう。

家族の了承を得ずに進めてしまうことで、追々トラブルに発展してしまうことも考えられます。

もし自分の立場で、パートナーが「脱サラして起業することにしたから、明日会社辞めてくる!」と急に言い出したら困りますよね?

いままで安定してあった収入が急になくなるので、最悪の場合家族が路頭に迷うことだって考えられます。

家族の理解を得るためには、「収入がなくても1年間は生活できるだけの蓄え」を準備できていると家族も安心して後押ししやすいですよね。

avatar

ミナミさん

一緒に人生を歩んで行くパートナーには、早いうちから起業したいことを相談しておくことがおすすめです

2-3.フランチャイズ加盟先を探す

自分が起業してみたいフランチャイズ展開している企業の探し方は主に2つあります。

  • 加盟したい企業のホームページから申し込む
  • 情報比較サイトで探して申し込む

1つ目は、加盟したい企業のホームページから直接申し込む方法です。

フランチャイズ展開している企業であれば、ホームページに「FC加盟店募集!」というページがあるので、そちらから説明会や資料請求を申し込めます。

もう1つの方法が、フランチャイズ、業務委託などの情報比較サイトから興味のある業種、企業に資料請求を行う方法です。

ビジェンドでは多業界の商材・サービス、フランタチャイズを比較できます。

サイトの利用方法はとても簡単で、気になった商材サービスを探して、資料を請求するだけです。

一括で請求することも可能です。

ビジェントは会員登録すると、会員限定で見れる重要情報が閲覧可能です。
会員登録は無料なので、まずは登録してみてくださいね。

3

フランチャイズ起業後の注意点は?

[WP_ARTICLE_ID]_3-1

フランチャイズ起業し、経営スタート後にも注意すべき点はあります。

ここでは代表的な注意点を3点解説したいと思います、

3-1.オーナの役割と責任

オーナーとしての役割と責任は主に次の3つです。

  • 経営管理
  • 投資
  • 人材育成

経営管理

予算や売上、利益計算などの数値の分析や計画を行います。

フランチャイズのメリットとして、フランチャイズ本部が持つ過去の実績や分析データも参考にできるためそれらを参考に計画を行いましょう。

投資

ビジネスで成功をおさめるには、ある程度のリスクを負うことも必要です。

このリスクを”先行投資”として捉え取り組むことも大切です。

例えば、「新商品を他店より先行販売するのに追加で設備が必要になる」といったのは先行投資と言えますね。

もし、この新商品がヒット商品となれば、他店より先行して販売をしていたという実績は大きいです。

人材育成

店舗の場合はアルバイトやパートを採用して、教育を行う必要があります。

これはオーナーの役割であり責任です。

フランチャイズでは、本部から新人教育マニュアルが提供されることがほとんどです。

しかし、将来的に店舗を増やしたいという気持ちがある場合は、マネジメントを任せることのできる人材育成も視野に入れた人材育成が大切です。

3-2.フランチャイズ本部との付き合い方

フランチャイズ起業した場合の最大のメリットが、アドバイスをくれる人(スーパーバイザー)がいるということです。

スーパーバイザーとは、常に頼るだけではなく、お互いにWin-Winの関係になれるのが関係を構築するのが理想的です。

例えば、日々経営している中でユーザーの動向や、商品の売れ行き、不満など”現場の声”を伝えることは、Win-Winの関係になるには大切です。

この”現場からの声”をスーパーバイザーが本部に持ち帰り、改善策の検討や次のキャンペーンの企画などに反映させます。

3-3.契約の更新と終了

フランチャイズは、1年,3年,5年など期間で契約を行います。

そのため、契約期間満了が近づくと契約を更新するか、終了するかを決めなければいけません。

また、それ以外にも責務不履行による契約解除という途中解除もあります。

もし加盟店(あなた)に責務不履行があった場合には以下に挙げるような違約金が発生しますので注意しましょう。

  • 途中解約の高い違約金
  • リース設備の残金支払
  • 物件の途中解約の違約金

4

フランチャイズ起業の失敗事例

[WP_ARTICLE_ID]_4-1

フランチャイズで起業した場合にも、失敗することはあります。

ここでは代表的な失敗事例について紹介します。

4-1.業界未経験で自分に合っていなかった

フランチャイズ起業の魅力は、業界未経験でも起業できることです。

しかし、実際に起業してみなければわからないこともあります。

これまで経験したことない接客業で起業して、それがストレスになり失敗するケースも少なくありません

4-2.契約書に不利な条件があったが見落とした

フランチャイズ加盟にあたり、契約書を作成します。

しかし、この内容をしっかり確認せず、出された内容のまま契約したことにより、のちのちトラブルになることがあります。

例えば以下のような2つでトラブルになるケースが考えられます。

  • 毎月支払うロイヤリティが他の加盟者より高く設定されていた
  • 競業避止義務により契約満了後一定期間は同業界で起業できない

こういったトラブルを防ぐためにも、契約書の内容をしっかりと確認しましょう。

avatar

キタさん

もし自分で契約内容がわからないようであれば、弁護士に契約書をチェックしてもらうこともおすすめです。

4-3.本部に言われるがままに経営した

フランチャイズ起業は、本部のスーパーバイザーから経営に関してアドバイスを受けることができるのが大きなメリットです。

しかし、本部から提供されたノウハウ、マニュアルを鵜呑みにし、スーパーバイザーの言われるがままに経営を行うことは得策とは言えません

経営を行うのはあなた自身ですが、その本質を理解せずに本部の言われることだけをやって失敗するケースがあります。

フランチャイズ起業は、Win-Winのパートナー関係を築いていくことだということを忘れてはいけません。

4-4.市場の変化についていけなかった

どの業種でも市場の浮き沈みがあります。

例えば一時期ブームになったタピオカのお店を、今から起業するのは正解でしょうか?

ある程度は収益を上げられる可能性はありますが、ブームのときほど収益を上げることはできません

そのため、変化に強い業種かこれから先の見込まれる需要の見極めが大切です。

例えば、以下に上げる業種は変化に強い、またはこれからも需要が見込まれる業種です。

参考にしてみてください。

  • 介護福祉事業
  • 清掃事業
  • テイクアウト、キッチンカーなどの中食
  • コンビニエンスストア

介護福祉事業

介護福祉業務については、高齢化が進む日本にとって今後も需要が見込めます

介護福祉業務は社会的貢献度も高く、大変有意義な起業と言えます。

清掃事業

清掃事業は年間を通して需要が見込めます

家庭では掃除が難しいクーラー内部の清掃や、キッチン等の頑固な汚れの清掃など様々なな清掃業務があります。

テイクアウト、キッチンカーなどの中食

2022年現在、新型コロナウイルスの影響で、店舗での飲食は制限がかかっているため、厳しい状況といえます。

しかし、弁当販売、デリバリーなどのテイクアウト専門、移動型店舗であるキッチンカーなどの”中食”と呼ばれる持ち帰って食べる業種は需要が増えています

新型コロナウイルスによってライフスタイルの変化がおきたことで、今後もテイクアウト専門店やゴーストレストランについては一定以上の需要が見込めるでしょう。

コンビニエンスストア

街中でコンビニエンスストアを見かけないことはありませんよね?

2021年12月現在、JFA正会員のコンビニエンスストア店舗数は55,950店舗あるそうです。

引用:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会ーコンビニエンスストア統計調査月報

コンビニエンスストアのフランチャイズ展開の歴史は古く、1970年代にはフランチャイズ展開が始まったとされております。

そのため、フランチャイズ経営のノウハウが豊富にあるため、業界未経験でも早期から収益化を図ることが可能といえます。

5

まとめ

今回はフランチャイズ起業について解説しました。

今回のまとめは3つです。

  • フランチャイズでの起業は早期に収益化を図ることが可能
  • フランチャイズ起業は本部とのWin-Winの関係を築くのが理想
  • フランチャイズ起業も失敗するリスクはある

フランチャイズ起業は、フランチャイズ本部のノウハウを活用できるため、早期に収益化を図ることが可能と言えます。

しかし、何もしなくても収益が上がり続けるわけではありません。

オーナーであるあなた自身も日々学び成長し、フランチャイズ本部とWin-Winの関係が築いていきましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ビジェントならあなたにピッタリの
「代理店・フランチャイズ・業務委託・副業」が見つかります